船の切手、船の物語の絵の切手
船の切手を何種類かお見せします。
1977年発行の、ソビエト社会主義共和国連邦の切手。
モノクロとカラーの組み合わせが素敵。手前が氷山で背景がオーロラでしょうか、見るからに寒そうです。
昨年秋に切手展に行った時に気づいたのですが、旧ソ連の切手は紙質も良く印刷も綺麗なものが多いような気がします。
こちらはアメリカ。
1947年発行。このような古いシンプルな切手も好きです。
1797年に進水した、アメリカ海軍の船の切手。
船について、詳しくはこちら(ウィキペディア)をご覧ください。
コンスティチューション (帆走フリゲート)
次は、イスラエルの切手。
どの切手にも同じ船が出てくるところを見ると「ある船がいろんな目にあう物語」を描いたシリーズっぽいです。
よく見るとゾウやライオンや亀などの動物がいるので、ノアの方舟だと思います。毎度えらい曖昧な説明ですみません。
カラーバリエーションが楽しい。
何枚組で発売された切手なのか不明ですが、手元にある分を「多分こうかな?」という順番に並べてみました。
↓造っているところ
上の方に茶色1色で描かれた絵が、「洪水が来るので船を造ります」という説明ではないかと思います。
↓つがいの動物が乗り込んでいるところ
↓雲行きが怪しくなってきたところ?
↓嵐! 矢印のような雷が可愛い。波の表現も素敵!
↓嵐が去って虹が!(*゚▽゚*)
…って感じですよね多分。
この小さなスペースに、セットらしい統一感のあるタッチで、こんなにも変化に富んだ表現で物語を描けるものなのか…凄いな面白いなと心底思います。
もう1枚、ちょっと大振りの切手(横39mm 縦56.5mm)を。おそらくイエメンの切手です。
文字情報から、1972年のミュンヘンオリンピックの切手だと思います。
「KIEL OLYMPIC CITY 1972」の「KIEL」はドイツの北側にある海に面した都市で、水上スキーとセイリングがここで行われたようです。
バン! と張った帆が気持ちいい。
2014年8月